何と荒々しい天気でしょう。篠突く雨とはまさにこのことです。朝方、良い感じの天候で安心していましたが突然の大雨になりました。本当に何を信じたら良いのか。気象庁か自分の感覚か。信仰の領域です。
イギリスがEUから離脱するそうですね。僅差ですがまさかそうなることはないだろうと思っていましたので驚きました。他国のことで私たちがあれこれいうことではないかもしれませんが、これからどうなっちゃうんでしょうね。
イギリスが悪名高いアヘン戦争に踏み切ったとき、500人以上いるイギリス議会の中でわずか9票差で可決されたのだそうです。反対した人が半分はいたということですが、イギリスは良くも悪くも民主主義の先駆けの国。いろんなこが起こりえます。これからどうなっちゃうんでしょうね。
水に触りたいけど一歩が踏み出せません。「そっちに行ったら濡れるからだめ」といわれてるからですね。この後結局さわりに行きました。誘惑には勝てなかったようです。
今日は年中組のプール遊びの日です。じとじとした天候なのでプールはとても気持ちいい。
年長組のどろんこ遊びです。砂場に池を作っていますが、この後園庭が池になりました。
私などが知ったかぶっていうことではありませんが、森の木や石、岩、山など生き物ではないものにも命や魂を感じ、それらを畏れ敬うことをアニミズムといいます。
アニマは魂や命、アニマシオンとは絵本などの本来は紙に書かれたに過ぎないものに命と魂を吹き込み生き生きと動きださせることをいいます。アニメーションと同義の言葉ですが、いわゆるアニメーションと違ってアニマシオンは例えば絵本などを使ってその内容について子どもたちに問いかけたり、子どもの反応に応えたり、場合によってはわざと間違えて読んで子どもたちに指摘させたりすることなどをいいます。
絵本は第一義的にはそのまま読んでその世界に浸るべきですが、いつもいつもそうであっては面白くない。それにこのような絵本の読み方は日本人がもっとも苦手としていて21世紀にもっとも必要とされる論理的思考能力、批判的思考能力、いわゆるクリティカル・シンキングの力を養う効果があるそうです。
おりしも文科省のタイムスケジュールでは平成30年度より幼稚園の教育要領が改訂されることになっております。そしてその後順次小学校、中学校、高校の学習指導要領が改訂されます。その中には必ずこのようなアクティブ・ラーニング的なものが導入されます。並行して大学入試制度も改革されますのでこの流れは必須のものだと考えます。
私たちも勉強が必要ですが、保護者の皆さんもよければ色々な方法を試してみて下さい。せっかく子育てをするのだから子育ては楽しく、子どもたちも楽しく、幼稚園も楽しく、三方良しでいきたいと思います。そんなに上手くいくかどうかはわかりませんが。
※クリティカル・シンキングは批判的思考と訳されますが、日本語で批判というと非難と似た意味に聞こえます。そうではなくて現象に惑わされずに多面的に異なった面からも思考することをクリティカル・シンキングといいます。これから求められる力といわれているものです。