2017-02-06 (Mon)
15:49
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「我思う、故に我あり」(ルネ・デカルト)
この世界は私の幻想の世界であって何も存在しない空虚の世界である。可能性は0ではありません。事実そう考える人もいます。しかしそう考えても、考えている「私」だけは確実に存在する。
あると思っている世界は実は存在しないかもしれない。正しいと思っている自然界の摂理が実は間違っているかもしれない。論理的に正しいと思われているものが実は正しくないかもしれない。あり得ない話ではありません。しかしそれでは困るのだ。
そんなデカルト的な不安が現実味を帯びてきている昨今の情勢ですが、そういう中だからこそ状況に流されるのではなく自ら考え行動するクリティカル・シンキング(色々なものを多方面から総合して考えること。批判的思考と訳されますが日本語で批判というと非難の意味合いが強くなりますのでそういう意味ではありません)ができる子どもたちを育てていかなくてはなりませんね。
という、わかったようなわからないような話ですが、一応本気でそのように考えています。
さて、春が日一日と近づいています。私にはその足音が聞こえます。(幻聴です)
園庭の紅梅が花をつけました。満開が待ち遠しいです。まだ寒い日が続きますが園庭をよく見ると着実に春の息吹があります。小さな何気ない変化に気づく、そういう人に育ってほしいですね。
今週土日の劇発表会に向けて追い込み練習中です。週末は寒の戻りで寒くなるようなのでご注意下さい。
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