2017-05-01 (Mon)
15:47
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昔、中国で科挙というキャリア官僚登用試験が行われていた頃、科挙の合格者には錦の着物が下賜され、それを着て故郷に凱旋しました。故郷に錦を飾るわけですね。それより早く早馬が走って、故郷の家の前に龍の絵を描いた門を作ってもらいます。登竜門です。
鯉は険しい滝を遡って龍になるのだそうです。子どもたちもそのように険しい試練に耐えて立派な龍になってほしいという思いからこいのぼりを大空にそよがせます。龍は大河です。東西南北にうねり、時として災いももたらしますがそれ以上の恩恵を人々にもたらします。わかば幼稚園の子どもたちも立派な龍(災いはもたらさなくて結構です)になってほしいと思います。
アンパンマンもお祝いに来てくれました。「髪の毛見えてんで」という口さがない子もいますが、そんなことはありません。アンパンマンはアンパンマンです。それ以外の何ものでもありません。
大きなこいのぼりがみんなの上を通ります。子ども目線で写しました。
↻2017-11-16