2017-06-30 (Fri)
14:32
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偉大な論理哲学者ヴィットゲンシュタインは面白い人です。
手術のために入院を余儀なくされた友人を見舞ったときのこと。その友人がこう言って嘆きます。「まったく車にひき殺された犬のような気分だ。」
するとヴィットゲンシュタインは怪訝な顔をしてこう答えます。
「君は車にひき殺された犬の気分がわかるのか?」
もちろんマジレスです。
人は人の気持ちや考えていることがわかっていると思うことがあります。特に子どもについては、自分もその時代を経験しているだけにわかっていると錯覚してしまいますが実際はわかっていないことが多いです。それは親子の関係であっても同じです。
わかっていないのにわかっている気分になることはとても危ういことです。
今日は雨です。梅雨まっただ中です。七夕の日は晴れるでしょうか?
年中組さん。組体操の練習をしています。外側はただ寝ているだけなので楽ですが、中は大変です。
↻2017-06-30