日本では子どもの睡眠時間がどんどん短くなっています。大人もそうなのですが子どもの場合は発達に関係するだけにとても気になる傾向です。
そしてここが大事なところですが、夜まとまって眠る時間が大切でお昼寝の時間と合わせて足りていれば良いということではないようなのです。これは最新の睡眠に関する書物にはだいたいこのようなことが書かれていますのでほぼ間違いのないところだと思います。
ちゃんとした睡眠が取れないと深刻な睡眠障害とそれに伴う発達への影響が懸念されます。
色々な事情でどうしても夜が遅くなるところもあるでしょうから、じゃあどうしたら良いんだと悩んでいる家庭もあるかもしれませんが…。
日本ではこのところ急速に女性の就労が進んで、そのこと自体は悪いことではないのですが、そのために親の思いに反して子どもが犠牲になっている部分があるような気がします。
西欧諸国では保育施設が一人の子どもを預かる時間は6時間から8時間を限度とするところが一般的になりつつあります。日本でいきなりそうすることは難しいかもしれませんが、今のように女性の就労ありきでその働き方の議論もないまま進めていくと子どもの成長が置き去りにされてしまうのではないでしょうか。日本のようにたくさんの保育施設が11時間も12時間も、場合によっては13時間も開いているのは実は一般的ではありません。(西欧諸国にも24時間営業の保育施設はありますが、それは国際線の旅客機の乗務員など特殊な状況に対応するためのものです。)
必ずしも西欧が良いということではありませんが、この件についてはこのままでは日本は駄目になってしまうかもしれない。杞憂であればよいのですが。
さて今日は朝から大雨でおまけに大雨洪水警報まででていて、まず休園にするかどうかから始まって早朝からばたばたしていました。昼前には雨もあがるだろうと信じて保育を行いましたが、このような天候なので予定していた英語参観は延期しました。
でも英語のレッスンは行っているので、せめて写真で参観をした気分になって下さい。(なれないかな)
雨なのでお部屋で運動会の練習です。
こちらはホールで、今はやりの忍者です。
こちらは小ホールで
昨日お話ししたリンゴの実が今朝見ると何ものかに持ち去られていました。私の命はもはや風前の灯火かもしれません。皆さまお世話になりました…。