2017-11-11 (Sat)
13:01
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ブラームス『悲劇的序曲』作品81
ブラームスは良いですね。抜群の安定感。
『悲劇的序曲』はちょうど今の気候にマッチして魂を揺さぶられます。
ベートーベンのような「なるほど、そうきたか」というような大向こうをうならせるところはありませんが、重厚でしっかりとした素晴らしい構成です。
私もそのような園長でありたい。(無理かな?)
さて11月9日木曜日は先生による研究保育を行いました。幼稚園の先生は子どもたちと遊んでいるだけという誤解をされているかたもいらっしゃるかもしれませんのでこの際誤解をといておきたいと思います。先生たちも研鑽を重ねて良い保育を行えるように努力しています。
年少組さんですが段ボールの箱とそれを切ったものを使って坂道を作っています。段ボール箱の高さに微妙な差があるのがわかりますか。
ストローを転がしてみますが途中で止まってしまいます。
ヤクルトの容器を転がしてみます。これは実は別々の子どもたちが別々に作ったものを合体しています。段ボールの箱の高さを変えたり、障害になるような箱を抜いたりして、最終的には船をすべらせたりしました。
これは子どもたちが自分で考え、みんなの知恵を集めて違う子どもが作ったものをつなげたりして、最終的に大きな構造物を作りました。年少さんでも自分たちでこんなことができるんだと今さらながらに感心しました。この後につながるものを感じさせます。
なお、このクラスのテーマは「世界一のレストランを作ろう」です。テーマからは完全に外れていますがこれは造形遊びなので、当園ではこういうこともありです。
これが本来のレストランです。いろどりがきれいです。
何でしょう?
幼い子のなにかに没頭している真剣な顔は絵になります。
↻2017-11-11