東京は人が多い。
人が多すぎる。
こんなところに住んでいる人の気が知れない。
そこへいくと大阪はちょうどいい。
もっとも昔京都に住んでいた頃、大阪は人が多すぎると思っていましたので、慣れの問題かもしれません。
先週の水曜日に東京に研修に行ってきました。
下の表を見て下さい。
直近平成29年2月のデータですが、幼稚園教諭2.55倍、保育士2.66倍。大阪の場合では幼稚園教諭2.42倍、保育士3.58倍。一人の幼稚園教諭希望者を2.4の幼稚園が、一人の保育士を3.6の保育園が取り合いをしている勘定になります。
景気が回復しているといわれている昨今ですがそれでも全業種平均は1.37倍です。いかにすさまじいかがご理解頂けるのではないかと思います。
有効求人倍率はハローワークの求人データをもとにしていますので、新卒者や人材紹介業者のものは含まれません。それでも実感としてはそれくらいかそれよりも厳しいくらいです。
そのような中で当園は近年比較的順調に採用ができていました。求人難といわれながら毎年一定の倍率をキープして採用してきました。ですから、まだ若くて至らぬ点も多いかと思いますがウチの先生は優秀です。この点は強調しておきたいと思います。
ただ、その分今年に入って厳しさを実感したところです。お陰様でなんとか採用できましたが。
幼児教育の質が云々される時代ですが、質の前にそもそも数が足りない。それが就学前の保育教育界の現状です。
幼児教育の質とは何でしょう?
園舎や園庭をきれいに機能的に素晴らしいものに整えること。それも大切な要素です。園長がリーダーシップを発揮してうって一丸となって教育にあたること。それも大切かもしれません。
でも幼児教育は結局先生にかかっています。園長の仕事は先生がやりがいをもって頑張れる、そういう環境を整えること。(できているかどうかは別問題です。)そしてそれが子どもや保護者の方の利益につながるのではないかと思います。
晩秋です。葉っぱが落ちてほとんど残っていません。今日は寒いです。もうすぐ初冬です。
もうすぐクリスマスです。フリーの先生たちがクリスマスの飾り付けをしました。
高槻市からパンジーの苗を頂いたので先生たちで植えました。まん中はチューリップです。