ブログへのアップが一日遅れになりました。申し訳ありません。
昨日、1月25日に12月と1月生まれのお友達のお誕生日会を行いました。
みんなおめでとう!!
さて、お誕生日会にあわせて今年も劇団飛行船のコスプレ人形劇を行いました。演し物はご存知『ヘンゼルとグレーテル』です。
子どもを太らせて食べるなんて、童話はなんて残酷な
劇の前に劇団のおねえさんによる楽しいお話と遊びがあります。おねえさんは今年もさくらおねえさんです。
「劇をみるときのお約束はなんですか?」
「寝ない」
こらこら(^_^;
そしてヘンゼルとグレーテルは子どもたちみんなとふれあいました。
写真ではわかりにくいですけど、今朝は雪が舞っていました。幸い積もることはありませんでした。これも良かったような。積もった雪を見たかったような。
アメリカのある州で学校の規模と学力の関係を調査しました。すると、上位50校の中に有意に高い確率で小規模の学校が存在することがわかりました。
これを受けて、多額の予算を使って学校を小規模化し、大規模の学校を分割して小規模の学校にしたりしました。
ところが、データをよく見ると学力が高い学校だけではなく、学力が低い学校群にも小規模の学校が有意に高い確率で存在することがわかりました。
この調査で導き出される結論は小規模の学校は学力のばらつきが大きいということであって、学力が高いということではなかったはずですが、小規模の学校の方が面倒見が良くて学力が高いはずだという思い込みが判断にバイアスをかけたものと思われます。
幼稚園でもそうですが、規模の大小には一長一短があります。
小規模の幼稚園では子ども一人一人に目が届きやすいのは事実ですが、大規模の園では小規模の園には財政的にも人員的にもできないいろいろなことができて選択の幅が大きいという長所があります。
大規模の園と小規模の園と二つ持っていますからよくわかりますが、結局は子どもの適性次第です。
私たちは何かと思い込みによって判断しがちですが本当は批判的精神を持たなければならない。そうでないと一見もっともらしいデータやえせ科学、ネット上にあふれる情報に簡単に絡め取られてしまう。幼稚園を含めて教育には批判的精神、疑問を持つことが大切だということだと思います。