お芋ほり遠足（年長）

　世界最古にして今も有数のオークション会社であるザザビーズ社はかつて、ピカソがレストランのナプキンにかいた落書きを高値で売買したことがあります。この度ザザビーズはバンクシーという謎の覆面（覆面をしている時点で謎なんでしょうけど）アーティスト絵画をオークションにかけるとその絵画が額縁に仕込まれたシュレッダーで裁断されるという衝撃の動画が世界中に配信されました。しかもその絵画が裁断されたことによって更に値段が上がるという話です。

　投機的な意味合いもあるのでしょうがお金が余っている人の考えることはわかりません。

（こんなもの買うのかね？）

　さて今日は年長組さんがお芋ほりに行きました。天気予報では大丈夫そうでしたが昼前から雨が降り出して、畑で食べる予定だったお昼は園に帰ってから食べました。でもお芋はしっかり掘ることができました。

　今年のお芋の出来は、さすがに救荒作物ですね。近年にない豊作でした。他の作物が実らない時もお芋は土の中で健気に育っています。こうやってお芋は人々の命をつないできました。皆さんもお芋に感謝してお礼を言ってから食べましょう。芋はエライ。

 

 

 

　大きなお芋ばかりです。小さなお芋まで掘る余裕はありませんでした。

 

　掘ったお芋はみんなで分けます。たくさん掘ってもみんなで分けます。一人はみんなのために、みんなは一人のために。