2020-05-05 (Tue)
09:19
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今日は子どもの日です。本当なら幼稚園でも一足先にお祝い会を行っていたところですが、今年はコロナウィルス感染症のために残念ながらできませんでした。街中でも鯉のぼりをあまり見ません。
鯉は百瀬の滝を這い上り、数多の試練を乗り越えて、やがて龍となって天空を駆け回ります。そのような子どもの成長を祈り祝う日ですが、今は本当にその試練に耐えている時期です。
♬屋根より高いこいのぼり。大きい真鯉はお父さん。小さい緋鯉は子どもたち♬
お母さんがいませんね。もともと真鯉はお父さん鯉ではなく、これから龍になろうとする強くたくましい鯉のことでした。そこに緋鯉が登場しますが、緋鯉は雛の鯉であってお母さんではありませんでした。ところがその後子鯉が登場して緋鯉はお母さんに昇格しました。だからあの歌の緋鯉は子どものことでお母さんではありません。
子どもの心理的時間は大人よりはるかに長いものです。長い休園期間が子どもの心にどのような影響を与えるものか今はわかりませんが、早く日常を取り戻したい気持ちは我々も同じです。でもそのためには我慢するしかないのも事実です。
大阪はコロナ対応が比較的うまくいっていて後ひと踏ん張りのような感じもしますが、それでも油断ができるものではありません。
子どもたちは我慢することを学んでいるところだと思いますが、大人の我々ももう少しの我慢。
がんばりましょう。
↻2020-05-05