2020-05-29 (Fri)
15:54
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せっかく当園に入園させてくださった保護者の方には申し訳ありませんが、私は新しいテクノロジーにほとんどついて行けていません。
これでも昔はMS-DOSでマクロを組んだりもしていましたが、そのころ得た知識は今はほとんど役に立っていません。一本指打法でキーボードをたたいている年配者を見ては「この人たちの時代は終わったな」と思っていたものですが、今は私がその立場です。トホホ…。
「パソコンができないんですけど。」「パソコンを立ち上げてください。」「立って話してるんですけど。」「そうじゃなくてウィンドウズです。」「窓のそばで話してるんですけど。」
そんな時代が懐かしい。
コロナのせいでテクノロジーが急速に普及して、もはや何の話をしているのかさえわからない。脱落してしまいそうです。誰か助けて…。
幼稚園と聞いて思い浮かべる光景は子どもたちに囲まれている先生の姿ではないでしょうか?今はだめです。集団活動は「密」だからダメです。
でも1メートルや2メートルも離れてできるわけがない。今まで培ってきた幼稚園の文化が崩れそうでこわい。
とはいいながらコロナは恐ろしい。だから矛盾に苦しみながら新しい生活様式を受け入れているのが保育の現在の状況ではないかと思います。
新しい生活様式を否定しているわけではありません。でもつらいな。
当園は6月12日まで分散登園。その後通常の保育に戻る予定です。東京の新規感染者が今の時点で21人ですか。とても心配です。気が小さくて臆病者の私は日常が恐くて仕方がない。
年長組さんが密を避けながら遊んでいます。今のところは曲がりなりにもやっていけていますが、全員登園してきたらどうなるんだろう。多くの幼稚園が同じ不安を抱えていると思います。
水道を一つ置きにばってんを貼って密を避けます。この光景にはもう慣れましたね。
先生たちが鬼のように消毒するので消毒液がどんどんなくなります。
消毒液というと子どもたちが喜びます。「ショートケーキ?」
↻2020-05-30