2020-06-16 (Tue)
16:00
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1日は24時間ですが、ヒトの体内時計の1日は24時間を少し超えます。これは生命が誕生した太古と今では地球の自転の周期が異なっているからだともいわれますが、この微妙なずれで睡眠の調整に苦労することになりました。
子どもは一定の時間に寝かせつけて、朝は「起きなさい」とか「いつまで寝てんの」とかいって起こさなければならなくなりました。夜が明るくなって朝はカーテンで日差しを遮られるからなおさらです。
睡眠時間は世界的にも減少していますが、日本は突出して少ない傾向があります。どの年代でもその傾向があって、子どもも例外ではありません。加えて女性の社会進出と少子化対策がごっちゃに論じられているために、保育所、認定こども園等が11時間開園をせざるを得ない等、世界に類例を見ない子どもの発育をスポイルするような対策が取られています。
もちろん早くは帰れない仕事も深夜に及ぶ仕事もありますからその対応は必要でしょうが、それは世界中どこも同じで、その対策は国などの行政が子どもの負担にならないように施策を講じるべきだと思います。
ところで、この概日リズムの乱れが子どもに与える影響は深刻です。
例えば午後8時に保育所等にお迎えに来たとして、帰って晩御飯を作って、食べて、お風呂に入って寝るだけでもどう考えても入眠時間は午後10時を越えてしまいます。これでは朝起きるのが大変です。
お昼寝をすれば良いではないかともいわれますが、お昼寝はあくまでも補助的手段で夜しっかり眠ることが基本です。子ども(だけではありませんが)の脳は夜、眠っている間に作られます。
コロナの自粛期間に生活のリズムが狂ったお子様もいらっしゃるかもしれません。幼稚園に通う規則正しい生活はその意味でも大切です。
当園は昨日から通常保育を始めました。長いコロナ自粛の間に幼稚園に行くことを渋るお子様もいらっしゃるかもしれませんが、1日も早く楽しい幼稚園を回復したいと思います。
この度のコロナ自粛は幼稚園は何のためにあるのかという根源的な問題を考えるきっかけになりました。本来なら4月から始まる幼稚園がすでに6月の中旬です。この間に多くの行事を中止せざるを得なくなりました。今後もご負担をおかけするかもしれませんが、ご協力をお願いします。
今日から英語のレッスンが始まりました。リチャード先生はコロナ自粛の間にずいぶん体格が良くなられました。
体育指導はボルダリングを使ってサーキット運動です。
手にロープに持っているのは間隔を開けるためですがどうしても密になってしまいます。
お砂場に草が生えていたそうです。長くほったらかしでしたからね。
年少組さんはお昼ご飯の時はこのパーティションを使っています。前がぼやけるので食事中だけです。
今日から課外活動も始まりました。チアリーディング教室です。
英会話クラスです。
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