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2012-06-20 (Wed) 11:27

座る力

 イスに腰掛けるときは背骨をまっすぐにして座る。当たり前のことのようですがこれがなかなか簡単ではありません。
 「立腰」といいますが幼児教育の世界ではつとに有名な言葉です。神戸大学などで教鞭をとられた森信三という先生(大変長生きをされた先生です)が提唱され、これを柱に据えている幼稚園もありますが、そうでなくても幼稚園では自然な形で取り入れています。
 最近では小学校でも座れない子が増えていて、必ずしも背骨だけの問題ではないかもしれませんが、まっすぐに座れない子は疲れやすくなり、ひいては学ぶ力にも影響します。
 あぐらをかいてみる(背骨をまっすぐにできない子はあぐらをかくのも苦手のようです)、正座をしてみる、お山座り(体育館座りとも三角座りともいいます)で(ぐにゃぐにゃせずに)先生の話を聞く。いろんな座り方ができるとできることの幅もずいぶんと広がります。
 森信三先生はしつけの基本は「ハイ(ハ~イではありません)という短い返事、あいさつ、履き物をそろえる」ことで、これさえできれば後のことは自然にできるようになるともおっしゃっています。これも幼稚園では当然教えていることではありますが、当の大人がなかなかできないことがありますね。
 ※後、これは森先生ではなく陰山先生ですが「早寝早起き朝ご飯」も当然大切です。他にも大切なことはいっぱいありますが言い出したらきりがないのでこのへんで。

 さて今日は午前保育ですが、原則として幼稚園では毎日の朝の活動の時間にひらがなのカード、英語のカードをしています。ここは年少、ひよこ組さんです。この絵はトゥメィトゥ(トマト)かな?
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 園庭でシャボン玉遊びです。園庭がシャボン玉の海になっていたので写真をとったのですが、これではまったくわかりませんね。シャボン玉がいっぱい飛び交っている状況をイメージしてください。(できれば)
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