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2015-12-16 (Wed) 13:39

今日の保育

 「上善は水の如し」(老子)というように老荘の思想は水のよう争わず、型にはまらず、型にはめずというようなあり方を良しとする傾向があります。
 孟子にも「人の性の善なるは水の低きにつくが如し」という言葉がありますが、とりあえずここではなかったことにしておきます。
 優れた指導者とは自分の考えを押しつけたりあからさまな誘導をするのではなく、その道筋をつけ淀みをなくし、また淀みはあったらあったで良いのでそれを上手に利用し、あとは水の流れるに任せ、最終的に部下から何も指導してもらわなかった、全部自分たちでやったと思われる人のことである。
 このような老荘の思想は本来は指導者論であったり処世訓であったりするのでしょうが子育てや幼児教育にも応用できます。現代の特に日本では変化の早さやそのような世の中に対する漠とした不安からでしょうか、子どもを型にはめよう、型にはめた教育をしようという傾向が強いようです。もちろん型も大切なのですがそればかりに依存していると変化に対応できなくなってしまいます。特に子どもの場合は大人の基準で型にはめると思わぬ弊害が出てくることがあります。

 年少組さんは小さいのでお部屋でサーキット遊びもできてしまいます。大きいのが得とはかぎらない、柔よく剛を制す、役に立たないものが役に立つ(無用の用)。だから私も役に立っています。老子の思想は奥深いです。
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 鬼ごっこはただ遊んでいるように見えますが幼児期につけておくべき大切な機能を養う優れた運動です。
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 色はとても不思議で面白いです。この写真をとっている間、私は見て見て攻撃をされています。
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 黒い虹は見たことがありませんがこれはこれで有りかもしれません。クレヨンをぎゅっと握った手がかわいらしいです。でも一本ずつ持とうね。
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2015-12-16

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